昨日の日記でシャッフルについて書きましたが説明不足だったので改めて書いてみたいと思います。

シャッフルの種類

ディールシャッフル(n枚切り。枚数確認もできるためTCGでは一般的。)
ヒンズーシャッフル(花札、トランプの切り方)
リフルシャッフル(ポーカーなどトランプの一般的な切り方で。カードを曲げるためTCGではあまりやらないが世界大会で外国人でこのきり方をする選手がいる。)
ファローシャッフル(リフルシャッフルと同じ原理でリフルシャッフルのようにカードを曲げないためTCGでよく使われる切り方。スリーブ入りのカードで2つに分けたカードの山をお互いに滑り込ませるようにして混ぜる。)
わからない方は Wikipedia などで「シャッフル」で検索するとよいでしょう。

以下はリバースシャッフルについての説明です。

上から 
ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ!?%$ 
の30枚デッキがあったとして3枚切りを左から置くと
左の山(下から) ADGJMPSVY?
中の山(下から) BEHKNQTWZ%
右の山(下から) CFILORUX!$
のようになります。これを下から左の山、中の山、右の山と積むと下から 
ADGJMPSVY?BEHKNQTWZ%CFILORUX!$ 
の順になります。

この状態で上から10枚切りをすると(左から順にならべるとすると)

$%?
!ZY
XWV
UTS
RQP
ONM
LKJ
IHG
FED
CBA

となりますので左端の山を一番下にし右となりの山を次々に重ねていくと下から 
$%?!ZYXWVUTSRQPONMLKJIHGFEDCBA 
という順に重なるのでもとに戻ります。
このとき、2回目のシャッフルをリバースシャッフルといいます。
式で書くとデッキ枚数がN枚で割り切れる数のA枚切りをして山がB個できるとき、
上記の様に順に重ねてB枚切りをすると元に戻ります。
コメントに「リバースシャッフルされないようにするのも大事」とありますがこういう意味です。

ですのでディールシャッフル後にヒンズーシャッフル(花札、トランプの切り方)をしてから渡すのが無難です。
ディールシャッフルをデッキ枚数の数(60とか30)で割れない数(7とか)で実施するのも対策になります。

マナーとしてはまず自分が切るときディールシャッフルし枚数が正しいか相手にもわかるようにするのがいいでしょう。
ラウンドバトルなど急ぐ必要がある場合でもこれは最低限のマナーだと思います。
逆にディールシャッフルせず、枚数確認をしない人は初心者の場合もありますがディールシャッフルし枚数確認するよう促したほうがよいと思います。
初心者の人には余裕があれば理由を話します。
それでも従わない場合は自分で相手のデッキをディールシャッフルし、枚数確認するようにします。
ここで拒否する人はまずいないでしょう、不正を疑われますから。
また、自分でも切らず相手にも渡さないプレイヤーがいますがジャッジを呼ぶよう徹底したほうがよいでしょう。
いずれにしろお互い気持ちよく対戦スタートすることが大事かと思います。

この内容はジュニアクラスには少し難しいですが大切なことですので公式大会・公認大会にでるなら理解しておいたほうがよいでしょう。

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