今日、タクは小学校の学友たちと鎌倉へ日帰りで遊びに行ってきたそうです。
その流れで（？）私の小学校卒業旅行について書いてみます。
それは私が小学校6年だった昭和5n年3月、同級生と2人で当時住んでいた鎌倉から伊那、松本方面へ0泊3日の強行日程でした。
実は私は今で言う「撮り鉄」で、当時、JRがまだ国鉄だったころローカル線の一部で戦前に製造された電車（旧型国電という）が走っていたのですが
小6から中3くらいまで関東甲信越の旧型国電を撮影しに出かけていました。
旧型国電がなぜ魅力的かというと客室（車体の上の部分）が木造で同じ形式の電車でも1両1両つくりが違っていたからです。
そのときは飯田線と大糸線が目的で出かけたのですが新宿から夜行急行の臨時アルプスに乗りました。
夜行列車に乗ったのはこのときが初めてでしたがその後も数えるほどしか乗っていません。
まだ夜明け前でしたが辰野駅で降り、飯田線に乗り換え、伊那松島駅で下車、伊那松島駅に隣接している電車庫へ行きました。
気温はもちろん氷点下だったと思います。ものすごく寒かったのを覚えています。
電車庫はノーアポでしたが見学させてもらえました。
鉄道ファンの間では有名な電車庫だったので突然の見学者は日常茶飯事だったのでしょう。
私としてはおそらく生まれてはじめての徹夜だったのですが1日中電車の写真を撮っていたと思います。
辰野駅を経由して松本駅へ行き、大糸線の電車の写真を撮りました。
大糸線の色は水色一色で東京では当時の京浜東北線の色が同じ色でしたね。
帰りもアルプス号だったのですが松本駅を出るときは雪が降っていました。
寝台列車ではなく座席でしたが帰りは新宿駅まで爆睡だったはずです。
新宿駅は私の旅立ちの駅でありますが現在は通勤の乗降駅でもあります。
写真 上から クモハ43009 クハ86348 電車庫にて
